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年19日も探し物をしている!?

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「気が付くと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ」という本があるのですが、著者リズ・ダベンポート氏によると、平均的なサラリーマンは年間150時間も探し物をしていると言うのです。1日8時間労働とすると19日分です。


2002年に発刊された本ですので、今の時代はそんなことないと思われるかもしれません。

私はむしろ増えているのではないかと思っています。

データを保存する箇所も容量も増え、目的のデータを探すのに時間を取られ、本来やりたい作業になかなか移れないご経験はありませんか?


平均的なサラリーマンは年間19日も探し物をしているという驚愕の事実。

そうです。探し物さえなければ、フランス人のように夏はバカンスを取れるのです!


では何をすべきか。

それは5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)です。

製造業にお勤めの皆様には言わずもがなの5S。事務所やサービス業の皆さまにも絶大な効果をもたらします。


それぞれの定義をご紹介します。

 整理:要るものと要らない物を分けて、要らない物を捨てること

 整頓:見つけやすく取り出しやすい方法に整え、表示すること

 清掃:きれいに掃除すること

 清潔:きれいな状態を保つこと

 躾 :以上を意識せずともできるようになること


5Sは上記の順番で実施しないと余計な費用が掛かったり、後戻りしたり上手くできなかったりします。


例えば、整理せずに整頓から始めると、余計な棚やファイルを購入したり、サーバーの容量を増やさないといけなくなります。

また整理・整頓せずに清掃から入ると、1日後にはまた散らかっている事でしょう。


では5Sの効果はなんでしょうか。

最大ともいえる効果・目的は費用削減です。

物を探すための人件費、ごみを保管するための家賃、そんなものは払いたくはありません。


5Sの効果・目的は他にも

 ○安全の確保

 ○時短

 ○ミスの防止

 ○士気、やる気の向上

 ○付加価値の高い仕事への着手

などがあります。


5Sの対象は

 ☑事務用品や在庫などの物

 ☑書類

 ☑電子データ

 ☑業務

 ☑仕事の手順

などで、全てにおいて実施すべきです。


写真にあるのは事務用品の整頓例です。ペン立てを使用するのはもっての外。

対象物しか置けないようにウレタンシートをそれぞれの形にくりぬいています。


□何をいくつ持つのか決めて

□探しやすいように表示する

□取り出しやすいように置く向きを決定し

□連動して使うものは近くに置く


ここまでするのは30分~1時間ほどかかりますが、効果はずっと続きますので実施しないのは勿体ないです。


弊社の講師は物、書類、電子データ、業務、仕事の手順の5Sを実践し、推進プロジェクトを率いてきました。

5Sに関する書籍は多数あり、ご自分でできると思われる方がいらっしゃるかと思いますが、一人ではなかなかできないものです。

お恥ずかしい話ですが、上の写真の整頓も私は1年ほど手付かずでした。


ましてや部門や事業所を挙げて実践するには

 ☑知識

 ☑推進組織と抵抗勢力に対する団結力

 ☑ぶれない意思

が必要です。


それらを補完する役目として弊社は皆さまのお役に立つことができます。

そして5Sを継続的に実施して、バカンスが取れるようにしたいですね!

ご興味のある方はぜひお声がけください。




 
 
 

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