ハラスメント対策ではなくて
- 直子 元岡
- 10月9日
- 読了時間: 2分

最近、経営者や管理職の方から
「頼んだ仕事ができていなくても、平気で定時退社したり休んだりする。」
「何か言いたくてもハラスメントと取られかねないから、部下に注意するのが難しい。」
というお悩みを聞くことが多くなりました。
昭和に生まれ育ってきた世代からすると理解しがたい価値観です。
「ハラスメントだ!」と上司が部下から訴えられないように、管理職研修ではハラスメント対策講座を提供している企業も多いと思います。
でもいくら管理職や経営者がそれを学んで対策したところで、企業の理想の姿にたどり着くことは困難でしょう。
私は部下である一般社員にも
「どのようにしたら上手くコミュニケーションが取れるか」
「どのようにしたら職場で居心地が良くなるのか」
「どのようにしたら仕事で成果を出しやすくなるのか」
を定期的に学んでいただく必要があると考えています。
コミュニケーションは一方がいくら気を付けて丁寧にしても、相手がある程度「話す気」や「解決する気」になってくれないと成り立ちません。
箸にも棒にもかからない会話をご経験をされた方も多いと思います。
双方向のコミュニケーション。
私は一般社員の方々に対してモチベーションを挙げてもらうための話をするとき、いつもこの言葉を使います。
「愛する家族よりも多くの時間を過ごす会社。居心地が悪いのはなんて不幸なんだろう。」
「人間の基本欲求には”自己実現”がある。子どものころ”早く走れるようになりたい。あんなお兄ちゃんのようにかっこよく逆上がりができるようになりたい。”と思いませんでしたか?」と。
それでも「プライべートが充実しているから、仕事なんて適当で良い。仕事で自己実現したいなんて思わない。」という方々にも多く会ってきました。
そして思うんです。
「仕事で成果を出したい、認められたい、○○を成し遂げたい!」とやる気に満ちた人々に選ばれる企業であらねばならない。と。
そのために貴社は何をされますか?
今の就活生の多くは、
・ワークライフバランスが取れる環境
・男性でも女性でも育児休暇が取れる環境
・やりたい仕事に手を挙げられる環境
を望んでいる様です。
何かお悩みがありましたら、お話を伺いに参ります。
どうぞお気軽にお声がけくださいませ。




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