【5S伴走シリーズ②】さっそく火花バチバチ??
- 直子 元岡
- 12 時間前
- 読了時間: 3分

さて、本格的に開始した5S活動。
第1回目の巡回指導日には、各部、各チームから推進計画の説明がなされました。
こちらの会社さんで特徴的なのは、総務部、企画部、技術部、製造部などの部門単位の活動と、部門横断の以下のチーム活動を両輪で走らせることです。
Aチーム:工場内標識・掲示物統一
Bチーム:工場内通路レイアウト見直し
Cチーム:工場内電気配線の見直し
Dチーム:工場外周レイアウト見直し Eチーム:工場内作業環境整備
Fチーム:各事務所の3S3定(整理・整頓・清掃、定品・定位置・定量)
弊社がおすすめしているのは、各部が5Sを進め、ある程度すっきりした段階で、工場内のレイアウト変更や配線の見直しなどをする順序なのですが、それでは二度手間になる可能性があるので、こちらの会社さんでは、各チームがそれぞれのテーマの方針や基準を作って、各部がそれに沿って5S活動を推進するというのです。
これを実現するには、各チームと各部との密なコミュニケーションが欠かせません。
それについて、のちのち、「この会社さんは大丈夫だ」と思えてくるエピソードがあるのですが、それはさておき、コミュニケーションを取るからこそ、第1回目の巡回指導日に火花が散ってしまったのです。
Fチーム発表の時間の出来事です。
一通り計画を聞いた後、製造部の部長から怒りを感じさせる質問がありました。
「事務所のパーテーションの変更実験について、突然メールが来た。目的も説明することなく突然実験を始めて、いったいどういうつもりなのか?」
実はFチームは、第1回の巡回指導日に先立ち、コロナ禍で設置した個人机のパーテーションが未だに残っている現状をどうにか変えたいと、一つのグループにおいて以下の2パターンでどのような変化があるか実験を開始していたのです。
①パーテーションを取り払う
②パーテーションの高さを半分にする
パーテーションを取ってしまいたいと思う人もいれば、集中できるからパーテーションはこれからも残しておいてほしい。
社内にはこれらの意見が静かに対立しています。
今回何の相談もなく、十分な説明もなく始められたことに製造部長は不快感を示されたのです。
「そりゃ不愉快やわ」
「え?そんなことで怒る?」
皆さんの反応もまちまちでしょう。
実は5S活動を進めると、本当にいろんな反応にぶち当たります。
今回Fチームは事前に事務局に相談しており、事務局も背中を押していたのですが、Fチームも事務局も製造部長にその場で謝罪されました。
巡回指導が終わった後、「謝る必要がありましたか?」と事務局の方に聞いたところ、以下のように言われていました。
「謝罪の必要があったとはあまり思わないんですが、謝る方が、スムーズに事が進むと思って」
今回の対応が他社さんの5S活動の正解ではないかもしれません。
でも、進めるためにみんな試行錯誤しているのです。
火花が散ったこと、決して悪いことではないでしょう。
不快に思ったことを話せる人、話せる職場は素晴らしいとは思いませんか?
次回は第2回の巡回指導日に起こった「更なる火花」についてご紹介します。
どうぞお楽しみに!




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