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業務改善に乗り出さない率直な理由

執筆者の写真: 直子 元岡直子 元岡

多くの人が、企業さんが、業務改善にはなかなか着手しません。


ぐちゃぐちゃの倉庫、ファイル、パソコンの中。整理整頓すればどんなに良いか。

毎回手順を忘れる仕事。マニュアルにきちんと記せば、未来の自分にとってどんなに有益か。

毎回手入力するエクセル。数式を組んだら間違いもなくなるし、時間短縮になる。


でもなかなかできない。


なぜか。


それは「残業を減らすために、今残業しなくない」から。


なんて矛盾なんでしょう。

今のままでもなんとか仕事は回ってる。それなのに残業をするなんて、心が動かない。

だから手も動かない。

自分の中の業務改善に対する抵抗勢力。


これが大きな組織だと、トップが業務改善をすると宣言しても一部の人たちが抵抗勢力となってしまいます。


私は推進事務局としていくつかの改善プロジェクトを率いたことがありますが、自分自身の机の整理整頓をするのには時間を要しました。

でもやっと去年の年末にぐちゃぐちゃと事務用品を入れていた引出しを「姿置き」にしました。(写真をご覧ください)


こうしたら、目的の物が秒で取れます。

これ以上置けないので、物が増えず、ずっと整頓されていて効果はずっと続きます。

(正直、もうちょっと効率を高めた姿置きをすべきだったと反省中です。凝りだすとそれはそれで時間を取りますので、ほどほどにが重要です。)


そうです。一度きちっとしたものを時間をかけてでもすると、効果はずっと続くんです。


最初の残業がネック。

でもそれを乗り越えさえすれば、確実にストレスも残業も減っていきます。


さあ、今、業務改善に着手しませんか?



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